【2021年10月13日】

チュウダイサギの苦戦!

ペリカン目サギ科アオサギ属 夏鳥・留鳥 全長90cm
学名:Ardea alba modesta 
英名:Eastern Great Egret
 夏羽は、嘴が黒く目先は緑色。胸や背にレース状の飾り羽がある。冬羽は嘴と目先が黄色くなる。足は黒く足指裏も黒いが、脛に黄色みを帯びる個体もまれにある。亜種チュウダイサギは、夏鳥だが、越冬する個体もいる。(監修樋口広芳・石田光史著 野鳥図鑑より)
 下記は夏羽と冬羽での嘴や目先の色合いの違いを比較してみた画像です。今回、10月(冬羽)に大きな獲物と苦戦するチュウダイサギを撮影した動画を載せました。獲物を飲み込むことが出来たのでしょうか?

【2021年09月25日】

ホウロクシギの鳴き声

チドリ目シギ科ダイシャクシギ属 夏鳥 全長63cm
学名:Numenius madagascariensis
英名:Far Eastern Curlew
 長く湾曲した嘴が特徴の日本に渡来する最大級のシギ類です。少ない旅鳥として春と秋の渡り期に全国に渡来し、西日本に多いそうです。褐色の色が焙烙(ほうろく:素焼きの浅い土鍋)に似ていることが和名の由来のようです。絶滅危惧Ⅱ類(VU)です。
 今回は、2シーンで飛び立った時に鳴き声が収録できました。ただ、爺の耳ですので、鳥の鳴き声を人間の言葉に当てはめて聞く聞きなしは遠慮しておきます。実際にお聞きください。

【2021年09月23日】

力持ちキョウジョシギ

チドリ目シギ科キョウジョシギ科 旅鳥 全長22cm
学名:Arenaria interpres
英名:Ruddy Turnstone
 体面上面の赤褐色が目立つシギ類。羽縁が淡色で鱗模様の場合は幼鳥。オスの夏羽は、顔から胸にかけて白黒、体正面は赤褐色と黒のまだら模様。メスの夏羽は体正面が淡い赤褐色で、頭頂は褐色。足は橙色。和名は京女鷸、羽色が着物を着た女性のように見えることに由来するらしい。
 採餌方法は、小石をひっくり返してカニやヨコエビなどを捕食する。体の割に大きな石をも軽々と裏返すことができる。ピンク色の短い足も石を裏返すのに好都合のように見えてくる。

【2021年09月23日】

キュートなシロチドリ

チドリ目チドリ科チドリ属 留鳥 全長17cm
学名:Cbaradrius alexandrinus
英名:Kentish Plover
足が黒っぽく、小走りで移動しながら採餌する。胸の黒い帯はつながらない。
後頚部まで白い。シロチドリに似ているメダイチドリは後頚部は白くない。(メダイチドリとの識別ポイントの1つ)海岸や河口の砂地で繁殖し、干潟などに群れる。北日本では秋冬に暖地に移動。雌夏羽は雄より淡い。ピルピルと鳴く他、繁殖期には、ケレケレと大きな声も出す。絶滅危惧Ⅱ類(VU)

【2021年09月22日】

オオメダイチドリとメダイチドリ

チドリ目チドリ科チドリ属 全長22~25cm 少ない旅鳥
学名:Charadrius leschenaultii
英名:Greater Sand Plover
 初めて2021年の9月21日に干潟で観察することがができた。これまでにメダイチドリは何度となく観察していたもののオオメダイチドリにはなかなか出会えていなかった。この日は曇天から小雨模様になるなど撮影にはやや不向きであったが、メダイチドリよりは足が長く、嘴も長くて太いオオメダイチドリだとすぐに確認できた。また、この時は、オオメダイチドリだけでなく、メダイチドリ(全長20cm)とシロチドリ(全長17cm)も一緒に行動しており、それぞれの特徴や大きさ比較ができた。

【2021年04月25日】

はじめて出会った漂鳥アリスイ

キツツキ目キツツキ科アリスイ属 全長18cm 漂鳥
学名:Jynx toroquilla
英名:Eurasian Wryneck
 初めて樹上で確認したときは、未確認だが、色合いからしてトラツグミだろうと思っていた。帰宅後に調べてみると、嘴の大きさや形状、全長の大きさなどからしてアリスイであることが判明した。一方トラツグミは、日本最大のツグミでなんと全長30cmもある。
 このアリスイは、数少ない漂鳥で、和名の通りにアリを好んで捕食するらしい。また、キツツキの仲間ではあるが、木の幹に垂直にとまることは少なく、普通の鳥のように枝にとまる。撮影中も垂直に止まることはなかった。

 

【2021年02月20日】

ツグミの鳴き方に似たシロハラ

スズメ目ヒタキ科ツグミ属 冬鳥 全長24cm
学名:Turdus pallidus
英名:Pale Thrush  
 ツグミやアカハラに似て、腹が白っぽい。
西日本に比較的多く飛来。
やぶのある暗い林の地上で、採食していることが多い。
飛ぶと尾の先の白が目立つ。

<撮影時エピソード>
以前撮影した同じヒタキ科のツグミに色合いこそ違え、採餌の方法がよく似ている。また、飛び去るときに必ずと言っていいほど鳴くのもよく似ている。やや、薄暗いところを好む傾向があり、落ち葉を払いのけながら採餌する。

【2021年02月19日】

ツグミの鳴き声

スズメ目ヒタキ科ツグミ属 冬鳥 全長24cm
学名:Turdus naumanni
英名:Dusky Trush
全長:24cm
 秋に林に飛来し、冬は芝生や農耕地、河川敷などの開けた地上で見ることができる。
ムクドリより小走りに移動しては立ち止まる。5月頃まで残る個体が多い。農耕地、草地、牧草地、河原、公園など開けた場所を好む。
<撮影時のエピソード>シベリヤに帰る春頃になると、鳴き声がよく聞けるようになると言われるツグミ。しかし、この撮影時はまだ2月で、鳴き声を録音するにはやや不向きな時節と思われる。また、移動が速く、カメラ泣かせ、撮影泣かせである。
 前回、初めての鳴き声を車中から録音することに成功したが、飛び去るときの鳴き声だった。今回は地上で羽繕いをしながら、時折鳴くツグミを撮影することができた。ヒバリの囀りが混じってはいるもののしっかりとツグミの鳴き声を録音することができた。

【2021年02月18日】

青い鳥代表ルリビタキ

スズメ目ヒタキ科ルリビタキ属 漂鳥 全長14cm
学名:Tarsiger cyanurus
英名:Red-flanked Bluetail
 探鳥を初めて2年目で初めて遭遇した青い鳥として人気のルリビタキ。漂鳥として北海道、本州、四国の亜高山帯の針葉樹林帯で繁殖し、冬季は本州以南の平地林や公園などで越冬する。
 オスは額から体上面が光沢のある鮮やかな青色で、風切り羽外縁に褐色みのある個体もいる。白い眉班があり、喉から体下面端録、脇は鮮やかな山吹色。
 メスは体上面がオリーブ褐色で、白いアイリングと不明瞭な眉斑がある。
<撮影時のエピソード>
 2021年2月15日、越冬のために降りてきたルリビタキ。この日は、メスの1羽だけだった。はやく青色の増したオスに会いたいものだ。額から体上面が光沢のある鮮やかな青色 になるにはなんと3年かかるそうだ。
 この日、ルリビタキの撮影を始めた途端、ルリビタキが一瞬にしてジョウビタキのメスに変身してしまう場面があった・・・。そんなことはあり得ないと思いながらも、その入れ替わりの速さに驚いた。撮影しながら偶然の出来事を楽しむことができた。
 撮影の中で、シロハラがルリビタキを追い払うシーンを何度も見かけた。狭い採食場所なのでこんなことが起こるのだろう。互いが接触するほどの追い払いはなく、ルリビタキが素早くシロハラから逃げていた。

【2021年02月17日】

賑やかすぎる?イカル集団!

スズメ目アトリ科イカル属 留鳥・漂鳥 全長23cm
学名:Eophona personata
英名:Japanese Grosbeak

 大きく黄色い嘴が特徴のアトリ類。全長23cm。九州以北に分布し、主に山地の広葉樹林帯で繁殖する。冬季は低地や暖地に移動する個体が多く、数羽から数十羽の群れを形成する。
<撮影時のエピソード>
 初めて見る大群のイカル、数十羽ずつ三群に分かれて行動しているように見えた。一群が何かに驚いて樹上から飛び去ったり、樹上に残っていた一群が地上に降りては採食し、また何かに驚いては樹上に戻ったりを繰り返し、目まぐるしいほどの動きを見せていた。
 2019年6月にキャンプ場で見た初めての1羽、2021年1月には地元で6羽ほどを確認した。いづれも瞬間で、悔しさが残る撮影。そして、今回の大群遭遇になったのだが、樹上で鳴いているのはわかるが、木々に隠れていて姿をなかなか確認ない。一斉に樹上から飛び去った時は、確認はできるものの一瞬で撮影は無理。そんなこんなで撮影ができないまま時間が立ち、もどかしさばかりが募る。地上に降りて採食している時にやっと確認。なんとか撮影ができたとき、ほっと一息つけた。
 「コッ、ゴッ」、「キョッ、キョッ」「キーコー」などいろんな鳴き声が樹上からうるさいほど聞こえてきた。澄んだ声で鳴くと聞いていたが、これほどの大群が一斉に鳴いたらうるさいと感じるのは仕方がないな。