【2020年12月20日】

野鳥について

 2018年4月、自宅周辺を中心に野鳥の撮影を始めました。きっかけは、自宅近くの道路拡張に伴って道路沿いにある桜の木(樹齢50年超)が伐採されるということで、サクラを記念撮影しておこうと思い立ち、カメラを手にしたことからです。
   子どもの頃、野鳥といえばメジロ、その鳴き声を一生懸命に練習したものです。上手になると、口笛を吹けば、メジロがよく鳴き返してくれたものです。また、そのメジロを捕るために、モチノキの樹皮からとりもちを作り、そのとりもちを伸ばしながら巻き付けた細い竹を林の中に仕掛けたものです。その仕掛けにメジロが近づいたときの心臓の高鳴りは、今でも思い出します。運良く、その仕掛けにメジロがかかれば、すぐにメジロを外さないければなりません。そうしないと、羽根までとりもちにくっつくだけでなく、恐ろしいモズがやって来て捕食されてしまうのです。現在は、メジロの捕獲許可と飼養登録がなければ違法です。また、一世帯一羽までは許されていますが、一年間ごとに更新する飼養登録票と足輪として装着する登録票が義務づけられているようです。
   撮影当初は、野鳥といえば留鳥しか頭になく、せいぜい10種類あまりだろうを思い込んでいたこともあり、意外にも自宅周辺の野鳥の種類が多くうれしくなりました。子どもの頃に魚釣りに行った池で当時見たことのない野鳥を発見し、うまく撮影できた時は、こんな鳥がいたのか?と驚き、すぐにでも帰って現像したくなったものです。しかし、野鳥撮影の宿命かもしれませんが、警戒心が強く、近くからの撮影はかなり厳しく苦労をしています。
   野鳥の撮影をしていく中で、撮影場所に不法に捨てられたゴミや車の進入禁止場所で通行できるように不法に木々を伐採していたりと、撮影や釣りで利用する場所におけるマナーの悪さが気になります。マナーについては、法的処罰があるなしに関わらず、個々人の人間性が根本にあるように感じています。釣りや撮影時のマナー(日本野鳥の会)を守りつつ末永く野鳥撮影ができるようにしたいものです。
   また、外来種の増加や野鳥の異変も気になります。野鳥にダニがついているのは仕方ないとしても、ウイルスによるものと思われる異変にも気づかされました。さらに、ストローが鼻に刺さったウミガメの衝撃的報道に象徴されるように環境保全に向けた真剣な取り組み、公害対策の必要性を感じています。環境省によるレッドリスト絶滅危惧種も増加傾向です。
野鳥撮影を後生においても楽しめるようにマナーを守りながら続けていこうと思います。

 撮影した(野鳥)画像についての説明は、下記のサイト、書籍を参考にさせていただいております。ありがとうございます。

                                          (撮影野鳥144種 2020年12月現在)

 

参考:
公益財団法人日本野鳥の会
野鳥識別図鑑
サントリー日本の鳥百科
ぱっと見分け  観察を楽しむ野鳥図鑑(監修・樋口広芳 著・石田光史)
鳴き声と羽根で分かる野鳥図鑑 (監修・吉田巧 音声監修・岩下綠)
決定版  日本のカモ識別図鑑(氏原巨雄・氏原道明/著)
鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670第2版(永井真人・著 茂田良光・監修)
カモメ識別ハンドブック(氏原巨雄・氏原道明/著)
シギ・チドリ類ハンドブック(氏原巨雄・氏原道明/著)